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ISSでNASAとESAの宇宙飛行士が船外活動を実施 1か月間で4回目

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ISSの運用を支える船外活動が急ピッチで進行している。9月1日に実施されたのは1か月間で4回目の船外活動で、NASAとESAの宇宙飛行士がドッキングポートの反射板やカメラ交換など複数の装置更新を行った。6時間49分にわたる作業は、国際宇宙ステーション全体の通算283回目に当たり、近年の船外活動が持つ頻度の高さを象徴している。

ISSは建設から20年以上が経ち、当初の設計寿命を超えた延長運用が前提となっている施設である。このため外部機器の劣化や機能低下への対応が継続的な課題となっており、船外活動による定期的な部品交換・保守なくして運用の継続は考えられない。今回実施された作業は、ドッキングポート前方の再帰反射板交換、トラス上の高精細カメラ交換、ISS外装の微生物サンプル採取、電気系統のジャンパーケーブル設置、そしてAMS(アルファ磁気分光器)のラジエーター交換に向けた準備と、多岐にわたっている。ハーモニーモジュール前方という利用頻度の高いエリアのメンテナンスが優先されたことからも、ISSの運用維持に向けた計画的かつ段階的な対応が進んでいることが伺える。

1か月間で4回の船外活動が集中実施される背景には、ISSの機能向上・拡張に向けた複数のプロジェクトが並行していることが考えられる。実行者となるNASAのメイヤー宇宙飛行士は今回が7回目の船外活動で、NASA女性宇宙飛行士として歴代3位の実績を持つ。ESAのアデノ宇宙飛行士も3週間連続での活動参加が実現している。こうした熟練した乗員による高頻度の船外活動の継続は、ISSが国際協力の象徴であると同時に、科学・観測プラットフォームとして今後も実験環境の機能維持・拡張を求め続けられていることを示唆している。

宇宙ステーション運用の継続可能性は、地上のサプライチェーン全体に大きく依存している。ドッキング用反射板、高精細カメラ、電気系統部品、ラジエーターといった交換対象は、いずれも宇宙環境での使用を前提とした精密な設計と製造が必要な装置である。日本の製造業、特に精密機械・光学機器・電子部品・素材のサプライヤーにとって、こうした高付加価値な宇宙用部品のニーズは継続的に存在する。ISSが寿命延長のフェーズにある今、初期故障への対応だけでなく、性能向上を目指した段階的な装置更新と機能拡張の案件が増加傾向にあると考えられ、それに対応した品質・納期管理体制の構築が競争力の鍵となる可能性がある。

※ 内容の紹介はここまでです。続きは元記事をご覧ください。

出典:sorae

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