2026年10月11日〜17日の宇宙政策の動向
今週(2026年10月11〜17日)は連邦議会が中間選挙まで休会中のため政策面の動きは少ないが、ISSでの乗員運用、補給船SpX-35の打ち上げ、JAXAの火星衛星探査機MMXの打ち上げ準備と、宇宙開発の実務が続く週になる。
ISSでは、Crew-12が10月8日に帰還し、約8カ月にあたる237日間の任務を終えた。延長の原因は、Crew Dragon「Grace」の酸化剤漏れだった。修理を経てCrew-13が10月1日に打ち上げられ、ISSの乗員は再び7人に戻った。同じ週に打ち上げられるSpX-35には、ISSの既存太陽電池アレイを補うための最後のiROSA(ISSロールアウト式太陽電池アレイ)が積まれる。既存のアレイは20年以上の宇宙環境で劣化しており、iROSAはすでに6基が設置されている。
MMXはJAXAが主導し、火星の衛星フォボスとダイモスを探査して、フォボスからサンプルを持ち帰る計画である。打ち上げは米東部時間10月19日(日本時間10月20日)の予定だ。NASAは観測装置MEGANEと表面サンプラー機構を提供し、深宇宙ネットワークによる通信・航法支援も担う。サンプラーはHoneybee Roboticsが開発し、NASAのDiscoveryプログラムで進められた。ほかにフランスのCNES、ドイツのDLR、ESA、オーストラリアなどが参加している。
この2つの事例が示すのは、宇宙機の成否が、国際的に分担された個別の機器や機構の信頼性に支えられているという点である。ISSのアレイ更新は、経年劣化する部材を後から補う運用が長期ミッションでは不可欠になることを示している。MMXでもサンプラーのような機構部品が、探査の目的そのものを左右する構成になっている。今後の注目点としては、NASAのJared Isaacman長官がXで示した10月23日前後のArtemis III関連の発表が挙げられる。ただし日付は確定していないと記事は伝えている。
日本の製造業の視点では、MMXは日本が主導する探査であり、精密機構、サンプル採取、観測機器に関わる部品や素材は国内サプライヤーが関われる領域と考えられる。記事には国内企業の参加は示されていないため、具体的な関与の有無は判断できない。ただ、月面や火星の探査が続けば、低温・真空・放射線に耐える機構や材料への需要が増える可能性がある。ISSの部材更新のように、後から交換や補修ができる設計への要求も広がるかもしれない。
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出典:SpacePolicyOnline.com / 自動翻訳のため訳文が不正確な場合があります