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ISSでNASAとCSAの宇宙飛行士が船外活動を実施 7基目の新型太陽電池を設置

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以下が解説本文です。

ISSで船外活動が行われ、NASAのAnil Menon宇宙飛行士とCSAのJoshua Kutryk宇宙飛行士が7基目の新型太陽電池アレイ「IROSA」を設置・展開した。今回の作業は、ISSの電力システムを段階的に強化してきた計画の一環であり、残る1基の設置が近く完了すれば電力増強の全体像が見えてくる節目となる。

ISSのトラスには既存の太陽電池アレイが8基あり、8つの電源チャンネルに電力を供給している。ただ、これらのアレイは長年の使用で経年劣化が進み、発電能力が低下している。その対策として2021年からIROSAの設置が順次進められており、今回で通算7基目となる。IROSAは巻き取り式の構造を持ち、既存のアレイに重ねる形で取り付けられる。今回は左舷側の2A電源チャンネルが対象で、Menon宇宙飛行士がカナダアーム2で機材を設置場所まで運び、トラス伝いに移動したKutryk宇宙飛行士と合流して作業が行われた。船外活動は7時間11分にわたり、ISSの建設・維持管理を目的とした通算285回目の活動とされている。

この出来事の意味は、単に設備が増えるという点にとどまらない。元記事によれば、8基目のIROSAは2026年11月5日に予定される次回の船外活動で右舷側の3B電源チャンネルに設置される計画で、完了すればISSで利用できる電力は最大30パーセント増加し、発電能力は160キロワットから約215キロワットに高まる見込みだという。この追加電力は、将来予定されているISSの安全で制御された軌道離脱など、重要な運用を支えると説明されている。宇宙ステーションの運用寿命や安全な廃棄計画を考えるうえで、電力の余裕は大きな前提条件になると考えられる。また、ISSのように長期間運用される構造物では、設備の劣化に対して段階的に機能を補う運用が続くことが示されており、宇宙インフラ全般の保守・更新の考え方を読み取ることができる。

日本の製造業やその部品サプライヤーにとって、この動きは直接的には宇宙機器の受注に結びつくものではないが、関わり方は複数考えられる。IROSAのような展開式構造には、折りたたみ・展開を支える機構部品、軽量で剛性を確保する素材、電力を安定して送るための配線や電子部品などが使われており、これらは地上の精密加工や材料技術の延長線上にある。特に、長期間の宇宙環境に耐える信頼性を求められる点は、高い品質管理能力を持つ国内の中小製造業にとって参入の余地があると考えられる。ただし、宇宙向け部品には認証や実績が求められるため、まずは地上用途での高精度部品の製造経験を積み、宇宙分野の品質基準に対応していくことが現実的な一歩になるだろう。

※ 内容の紹介はここまでです。続きは元記事をご覧ください。

出典:sorae

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