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トルコ、アルテミス協定に署名 加盟国は71カ国に

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トルコが米国主導の月探査協定「アルテミス協定」に署名し、加盟国は71カ国となった。トルコは近年、独自の宇宙飛行士の育成や月探査ミッションの準備を進めており、国際的な宇宙開発の枠組みへ本格的に参画する姿勢を明確にしている。

アルテミス協定は、米国が進める月探査計画「アルテミス」を中心とした国際的な協力枠組みであり、宇宙開発における基本原則や各国の協力体制を定めるものである。トルコは従来、宇宙分野では先進国の後発者という位置づけだったが、ここ数年で活動を急速に拡大させている。2024年にはトルコ初の宇宙飛行士アルペル・ゲゼルヴァチが国際宇宙ステーションを訪れ、同じくトルコ出身のトゥヴァ・アタセヴェルもサブオービタル飛行ミッションに参加した。これらは単なる観光的な飛行ではなく、人的交流を通じた宇宙開発技術の獲得と経験蓄積の過程と見ることができる。加えて、同国初となる月探査ミッション「AYAP-1」の打ち上げも間近に控えており、自国開発の衛星を月へ送り込む国々の仲間入りを果たそうとしている。

加盟国の増加は、宇宙開発の地政学的な重要性が高まり、参画国が急速に増えている証左である。こうした加盟国の拡大は、先進国だけでなく、中進国や新興国も宇宙産業への投資を競う時代に入っていることを意味していると考えられる。宇宙開発は従来、米国やロシア、ヨーロッパなど限定的な国々の領域だったが、今や経済規模の大きい国家であれば、宇宙産業への投資は国家戦略の重要な要素となりつつある。各国が月探査や衛星開発に相次いで参入する中で、宇宙産業全体のサプライチェーンも多元化・拡大していく可能性が高いと考えられる。

日本の部品・装置・素材メーカーにとって、トルコのアルテミス協定加盟は、新たなサプライチェーン参入の機会を示唆している。従来、宇宙用部品は米国やヨーロッパのサプライヤーに集中していたが、協定加盟国が増えるにつれて、各国が独自の衛星や探査機を開発する動きが活発化する可能性がある。トルコが月探査ミッションに着手する中で、構成部品や高精度材料、検査装置などの調達先として日本企業が選ばれるチャンスは十分に存在していると考えられる。国際的な宇宙開発の枠組みが広がる中で、日本の製造業が国際競争力を備えた技術力や品質管理体制で、新興の宇宙開発国との取引を開拓することは、今後の事業拡大の重要な機会の一つになるだろう。

※ 内容の紹介はここまでです。続きは元記事をご覧ください。

出典:Space Media

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