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Many space missions are searching for life beyond Earth, but are we prepared for the fallout if they succeed?

地外微生物の発見が現実化に近づいている。火星の氷と液体水の大規模な存在、日本のはやぶさ2が採取した小惑星サンプルにおけるRNA構成要素の発見、NASAのエウロパ・クリッパーや欧州宇宙機関のジュピター・アイシー・ムーンズ・エクスプローラーといった無人探査機の進展により、地外生命発見の可能性は著しく高まっている。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からのデータと土星の衛星エンケラドスを対象とした将来ミッションを合わせると、微生物レベルの地外生命発見は現実的な展開とさえいえる状況にある。

しかし問題は、こうした大発見が起きたとき、国際社会がそれに対応できる準備ができていないことだ。国際宇宙条約など既存の国際協定は存在するが、地外生命体の所有権は誰が持つのか、生物安全保障上のリスクをどう扱うのか、発見された微生物やカビ類を誰が利用・保全・処分できるのかについて、ほぼ何も定めていない。1967年に制定された国際宇宙条約は、各国が宇宙を平和的に利用すること、いかなる国も宇宙や月などの天体に対して主権を主張できないことを定めている。だが複雑な地外生物学の問題に直面する時代を想定した内容ではなく、現在の法的枠組みにはギャップがある。

国際ガバナンスのあるべき姿は、過去の地政学的事例から推察できる。1950~60年代の宇宙競争は冷戦下の大国間の権力闘争に由来し、両国は協力ではなく民族主義を深め、新たな発見を軍事力増強に投資した。一方で小惑星などの宇宙からの脅威に対しては、各国は地上の対立を脇に置いて協力態勢を敷いている。天文学者たちは世界規模で協調し、潜在的な脅威を監視・警報するネットワークを構築してきた。また国際宇宙ステーションでは、地上では競争関係にある各国が、特定で短期的かつ明確な目標に対しては協力を実現させている。地外生命体発見は、これらの二つの道のいずれかへ向かう可能性を秘めている。

予想される反応は大きく三つだ。一つは協力的なシナリオで、小惑星脅威ネットワークやISS並みの国際的な枠組みである。各国が研究を規制し、データを共有し、地球を守り、共通の利益を推進するために連携する。この場合、国際機関の役割拡大や新しい法的仕組みの創設につながりうる。もう一つは競争的なシナリオで、国家間の戦略的ライバリティである。宇宙競争と同様に、各国は技術的優位を目指し、地外微生物へのアクセスを独占化し、生物学的発見を経済的または軍事的優位に転換しようと試みる可能性がある。医学や農業、エネルギーなど多くの分野での科学的ブレークスルーをもたらす一方で、こうした生物体は意図的であるなしにかかわらず兵器化される可能性があり、生物安全保障リスクを高める。この場合、発見は宇宙探査と生物工学を融合させた新たな形の技術競争をもたらす。

こうした将来のいずれのシナリオであれ、日本の部品・装置・素材メーカーは無関係ではいられない。協力的なシナリオで国際的なサンプル採取・輸送・保管技術が標準化されれば、それに対応する機器や部品の需要が生まれる。競争的なシナリオでは、各国が独自の生物採取・生物防御技術を開発しようと急ぐため、その過程で多くのサプライチェーンが巻き込まれることになると考えられる。いずれにしても地外生命体発見をめぐる国際的な規制枠組みの整備は、新たな技術基準や仕様の変化をもたらし、日本企業のキャッチアップと適応を促すだろう。

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Source:Phys.org

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