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2 spacecraft in orbit and 8 more coming soon: Varda has big plans for in-space manufacturing

ヴァルダ(Varda Space Industries)が、軌道上で製造した製品を地上へ持ち帰る再突入機を2機同時に打ち上げ、現在2機を軌道上で運用している。さらに1機が今月中に続く予定で、2027年には追加で7機の飛行を計画している。

同社は自らを、宇宙から商用で再突入させられる数少ない企業の一つと位置づけている。今回の打ち上げは、スペースXの相乗り打ち上げ「Transporter-18」で10月1日に行われた。搭載物は医薬品、航法システムの実証機器、機体外側に使う熱防護材など多岐にわたる。同社は機体を「小型の工場」と表現し、軌道上で価値の高い製品を作り、安全に地上へ戻す構想を描いている。9月には2億5100万ドルのシリーズD資金調達を発表し、2027年末までに100人を採用する計画だ。現在の従業員は286人で、3分の1以上を増やす規模になる。

注目すべきは、同社が個別の実験的ミッションから、機体を継続的に飛ばす「艦隊」的な運用へ軸足を移そうとしている点だ。CEOは、独自の宇宙機技術を「宇宙ミッションの発想」ではなく「機体群の発想」で扱う段階に入ったと説明している。定期的な飛行が実現すれば、標準化された製品を組立ライン上で作る量産型の事業に近づく。ただし、そこには輸送手段の壁がある。スペースXはファルコン9を退役させ、大型ロケットのスターシップへ資源を移す途上にある。報道によれば、ファルコン9の2028〜2029年頃までの枠はほぼ埋まっており、空きは第三者の予約業者を通じてしか得られない状況だという。ニューグレンやテランRなど新型ロケットも開発中だが、未成熟で未飛行のものもあり、2029年頃には打ち上げ能力が不足するとの見方がある。

日本の製造業にとって、この動きは「宇宙で作ったものを回収する」需要が実際の飛行段階に入ったことを示す点で参考になる。記事は機体の部材や搭載物の調達先には触れていないため断定はできないが、小ロットで高い信頼性が求められる構造部材、締結部品、耐熱材の加工や検査、医薬品向けの容器や温度管理機器などに、部品・装置・素材メーカーが関わる余地はあると考えられる。一方で、打ち上げ枠の不確実性は受注側の計画にも影響する。打ち上げ時期が前後しやすい前提で、納期や在庫の柔軟性を確保しておくことが、この市場に参入するサプライヤーにとって現実的な備えになるだろう。

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Source:Space.com

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