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Another reusable rocket? Japan launches, lands RV-X prototype (video)

JAXAが再利用可能ロケットの実験機「RV-X」の初飛行テストに成功した。2026年7月11日に能代テストセンターで実施された試験では、高さ7.3メートルの試験機が高さ10メートル、水平距離15メートルの飛行に成功し、約40秒で着地した。短い飛行だが、日本の宇宙産業が垂直離着陸・再利用技術の開発へ本格的に動き出したことを意味する。

RV-Xは三菱重工業との共同開発で、CALLISTO計画の前段階となる実験機である。CALLISTO計画はフランス国立宇宙研究センター(CNES)、ドイツ宇宙センター(DLR)との国際共同プロジェクトで、単段式で垂直離着陸・再利用可能なロケットの開発を目指している。こうした国際協力の枠組みが生まれた背景には、日本の現在の主力ロケット・H3の構造的な課題がある。H3は2023年に導入され、先代のH-2Aと比べて効率化が進んだが、再利用を想定した設計ではなく、SpaceXのファルコン9やStarship、Blue OriginのNew Glenn、中国の長征10Bといった再利用可能ロケットと比べるとコスト競争力に劣る状況が続いている。JAXAは今後、H3の後継機開発を目指しており、再利用技術の獲得は避けられない課題となっている。

再利用可能ロケットの実現には、単なる技術開発だけでなく、メンテナンスやオペレーション体制の構築が不可欠である。JAXAの説明によれば、今回の試験を通じて、メンテナンス、運用、機体の移動、発射台のセットアップなど、反復運用に必要な手続きを確立することが重要だという。試験から得られた知見は、次段階の飛行計画に直接反映されることになる。RV-Xの次段階では高さ100メートルへの飛行を予定しており、この過程で機体の安定性、制御システムの精度、着地時のショック吸収など、各種システムの信頼性が段階的に検証されていく見通しである。

日本の部品・装置メーカーにとって、再利用ロケットへの転換は大きな変化をもたらす可能性がある。複数回の再利用に耐える部品の耐久性向上、エンジンやランディングギアなど頻繁にメンテナンスが必要な部品の信頼性向上が求められることになると考えられる。さらに、再利用を前提とした設計思想の転換や、保守・整備工程に対応した仕様策定も必要になるだろう。国産ロケットが再利用可能な時代へ移行する中で、国内サプライチェーンの役割は大きく変わっていく見通しである。

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Source:Space.com

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