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Massive space mirrors could be 40 times brighter than the full moon, astronomers warn. 'It will be worse than big cities like London'

太陽光を地球に反射させるスペースミラー計画が、天文学者から強い警告を受けている。米国スタートアップのリフレクト・オービタルが計画する数万個の巨大ミラーは、地球の夜空を人工的な薄明条件に変え、星がほぼ見えなくなる可能性があるという研究が発表された。

リフレクト・オービタルは、太陽光を夜間の太陽光発電施設に反射させたり、災害地を照らしたりする目的で、軌道高度600kmにスペースミラーを配置する計画を進めている。米国連邦通信委員会(FCC)はすでに18×18メートルのデモンストレーション衛星の打ち上げをライセンスしている。だが天文学者や環境保全団体、航空業界などから、計画全体の実現時(最大40,000個のミラー)による光害への懸念が相次いでいる。プリンストン大学のガスパル・バコス教授らは、同社の主張に疑問を持ち、独立した研究チームを組織して影響を定量化することにした。

研究チームが計算対象としたのは、54×54メートルの運用型ミラー1個である。ミラーの直下中心部では、満月の40倍の明るさに見え、半径5.4km内の空はまるで日没後の薄明条件となり、星がほぼ完全に見えなくなる。さらに大気による光の散乱により、ミラーから14km離れた地点でも空は満月時より明るく、34km離れた地点からもミラー方向の地平線上部は満月の夜空より明るく見えると計算された。これらの数値は、過去数十年の大気光散乱に関する論文に基づいた計算であり、現実の状況で検証されたものだという。

太陽光パネルを実際に発電させるには、少なくとも400個のミラーの光を同時に集める必要があると推定されている。その場合の光は満月の10,000倍の明るさに達し、空の明るさは日中直前のレベルになる。研究チームによると、その時の光害は広さ80km圏内で可視化され、ミラー直下から9km圏内の薄明帯が拡張する。バコス教授は、この状況を「ロンドンのような大都市の光害より悪い」と表現している。

リフレクト・オービタルは反論として、「ほとんどの人は生涯この光を見ない」「サービス対象地は遠隔地ばかり」と主張している。だが研究チームは、同社が技術的根拠を示していないと指摘している。一方、同社は国立科学財団と調整協定を進めており、独立した第三者研究機関による検証も委託しているという。

この議論の行方は、宇宙インフラの開発と地球環境保全のバランスをめぐる課題として、日本の宇宙産業・製造業にも波及する可能性がある。特に宇宙システムの部品供給を担う国内企業は、こうした国際的な規制・基準の動きを注視する必要がある。同時に、太陽光発電と宇宙利用の融合技術への関心が高まるなら、それに対応した部品や装置の開発需要も生まれるかもしれない。部品・装置メーカーにとっては、技術的な実現性と社会受容性の両面から、顧客企業の事業計画を評価する視点が求められるようになるだろう。

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Source:Space.com

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