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Icarus Robotics taps KULR to provide batteries for Space Station robots

自由飛行型ロボット「Joy」の開発を進めるニューヨークのスタートアップ企業Icarus Roboticsが、KULR Technology Groupのバッテリーシステムの採用を発表した。7月15日に発表されたこの契約に基づき、KULR One Space(K1S)バッテリーシステムが、2027年初頭に実施される予定のJoyride-1ミッションにおいて、Joyに搭載される。このロボットは国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士の支援作業を行いながら航行・操舵する自由飛行型プラットフォームとなる。

宇宙ステーション内で人間と共存する環境で稼働するロボット向けバッテリーは、通常の衛星用や地上用バッテリーとは大きく異なる要件が課せられている。Icarus RoboticsのEthan Barajas最高経営責任者兼共同創業者によれば、このようなシステムは「はるかに高価であり、安全性と設計の面でより重要である」という特殊性を持つ。KULR Technology Groupが提供するK1Sバッテリーは、NASAの有人宇宙船安全基準に準拠して設計されており、すでにNASAのArtemis 2月面ミッションで打ち上げられたキューブサット上で実績を積んでいる。

Joyの要求に応じて、このバッテリーシステムは性能プロファイル、サイズ、形状に関してカスタマイズされ、ロボットの要件を最適に満たすものとなる。 宇宙インフラの拡張が軌道、月面、火星表面、さらには深宇宙へと広がっていくにつれ、従来の衛星とは異なる電力要件を持つ多様な電気機械システムが必要となっている。ロボット労働、大規模なデプロイアブルシステム、軌道上における計算処理は重要性を増しており、これらは次世代の宇宙インフラの重要な構成要素となる。

しかし現在のところ、これらの多様なニーズに対応するサプライチェーンが必ずしも成長を遂げていない状況にある。KULR Technology GroupのMichael Mo最高経営責任者は、軌道上で自律的に動作するシステムに対し、高い電力と高いエネルギー密度を両立させるバッテリー技術の開発を進めているとしている。 次世代の宇宙インフラは計算処理能力だけでは定義されないものとなる。

軌道上のシステムは技術者による保守が不可能な環境であるため、それらを検査し、修理し、組み立てるロボットの役割が極めて重要となる。そしてそのロボットを動かす電源システムもまた、インフラの安全で確実な運用を維持するために不可欠な要素となる。Icarus RoboticsのJamie Palmer共同創業者兼最高技術責任者は、軌道上のインフラ拡張には従来の衛星とは異なる多種多様な電力要件を持つ電気機械システムが求められており、ロボット労働、大規模なデプロイアブルシステム、軌道上における計算処理といった分野がますます重要性を増していると指摘している。

今回の契約は、こうしたニーズに応えるバッテリー技術開発と宇宙ロボット産業の結合が、次世代の宇宙インフラ構築における重要な組み合わせであることを示す事例となっている。

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Source:SpaceNews

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