New Russian-American Crew Arrives at ISS
ロシアは2026年7月14日、新しいクルーをISSに輸送するSoyuz MS-29を打ち上げた。バイコヌール宇宙基地から東部夏時間午前10時47分に打ち上げられたロケットは予定通り発進し、約3時間6分後の午後1時52分にISSとドッキングした。搭乗者はロスコスモスの宇宙飛行士ピョートル・ドゥブロフとアンナ・キキナ、NASAの宇宙飛行士アニル・メノンの3名で、8ヶ月間のミッションを実施する。
ドゥブロフとキキナは宇宙飛行経験者だが、メノンは初めての宇宙飛行となる。 この打ち上げにはNASA長官ジャレッド・アイザックマン本人が視察に訪れたことが注目される。アイザックマンがバイコヌール宇宙基地でNASA宇宙飛行士の打ち上げに立ち会ったのは2018年10月のジム・ブリデンスティン以来で、約8年ぶりのことだ。
米ロ間の地政学的緊張がこうした訪問を困難にしてきたが、国際宇宙ステーションの運用に関しては両国の協力が不可欠であるため、交流は維持されている。米ロは互いの宇宙飛行士をパートナー国の打ち上げに搭乗させる「シートスワップ」という運用方針を採取している。これにより各国がISSに常時乗員を配置し、相互に依存するロシア及びアメリカの軌道セグメントの運用を確保している。
ISS運用の継続性について、アイザックマンとロスコスモス総局長ドミトリー・バカノフは重要な合意に至った。2030年までISSの運用を継続し、シートスワップを継続することで合致した。アメリカは2024年から2030年へと運用期限を延長する方針を既に決定しており、欧州、カナダ、日本も同意していたが、ロシアは従来2028年までとしていた。
ISSはロシアのサービスモジュールが軌道減衰を補正する重要な役割を果たし、アメリカ側が電力を供給するなど、両国の技術は相互依存している。一方で施設は老朽化しており、ロシア軌道セグメント内の空気漏れが問題になっている。将来のデオービット時には、米ロが協力してプログレス宇宙船とアメリカ開発中のデオービット機を用いて太平洋へ安全に落下させる必要がある。
メノンの搭乗は個人的な背景をも持つ。アイザックマンは彼の親友であり、メノンの妻アンナはアイザックマンが主導した民間宇宙飛行ミッション「ポーラリス・ドーン」に2024年搭乗した。同ミッションはスペースXのクルードラゴンで初の商業宇宙遊泳を実施している。
夫妻はNASA時代の後にスペースXに転職した経歴を持ち、アニル・メノンはスペースX最初の飛行医学担当者として働いていた。二人は後にNASAの宇宙飛行士候補生として再びNASAに選抜され、アニルは2021年、アンナは2025年に選出されている。メノンの妻と二人の幼い子どもたちもバイコヌール宇宙基地での打ち上げに立ち会った。
Introduction ends here. Please read the full article at the source.
Source:SpacePolicyOnline.com
Looking for companies in this field?
UchUchU maintains a database of Japanese companies in the space industry.




