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NASA terminates Draper lunar lander mission

NASAとドレイパー社は、両者が合意のうえで月着陸船ミッション「CP-12」を中止した。これは2022年7月に商業月面輸送サービス(CLPS)計画の一環としてドレイパーに与えられたタスクオーダーで、契約額は7300万ドルだった。中止はドレイパーの下請けを担っていた日本の月着陸船開発企業アイスペースが7月14日夜に公表し、ドレイパーも15日に事実を認めた。

NASAは17日、着陸船の再設計に伴う遅延が理由だと説明した。今後のマイルストーン完了には数年を要し、着陸は2030年か2031年にずれ込む見通しだったという。 このミッションは当初、2025年の打ち上げを予定していた。

しかし、アイスペースの米国子会社ispace-U.S.がNASAの搭載機器に合わせて2023年に設計を見直したことで2026年に延期され、さらに2025年5月にエンジンを変更したことで2027年へと後ろ倒しになった。今年3月には、アイスペースが再びエンジンを変更するとともに、米国部門と日本部門で別々だった着陸船設計を「Ultra」と呼ぶ単一設計に統合すると発表。ドレイパー向けの着陸船は、日本のアイスペースが手掛けるUltra設計の2度のミッションの後となり、2030年まで遅れることになった。

契約額7300万ドルのうち、マイルストーン達成分として4300万ドルがすでにドレイパーに支払われている。 このミッションは月の裏側に着陸船を送り、3つの実験を実施する計画だった。「Farside Seismic Suite(FSS)」はシュレーディンガー盆地の地震活動を測る地震計を備え、「Lunar Interior Temperature and Materials Suite」は地下の熱流と電気伝導率を、「LuSEE-Lite」は電場と磁場を測定するものだった。

NASAはこれらの科学目標を引き続き重視するとし、すでに開発済みの機器を今後のCLPS着陸機会を通じてできるだけ早く月へ届けるとしている。ただし、6月30日にアストロボティック(現ボイジャー・ルナー・システムズ)、ファイアフライ・エアロスペース、インテュイティブ・マシーンズに新たに発注された4件の着陸ミッションのうち、少なくとも一部は月の表側に向かうため、裏側を対象とするFSSは搭載できない。 CLPSのタスクオーダーが打ち上げ前に終了するのは初めてではない。

2019年にはオービット・ビヨンドが受注から2カ月足らずで中止し、マステン・スペース・システムズは2022年に破産を申請、そのタスクオーダーもNASAによって終了された。アイスペースはCLPS計画への関与を続ける姿勢を示しており、新たな契約枠組み「CLPS 2.0」の下で、より高度な後続の着陸ミッションの受注を目指すとしている。ispace-U.S.の最高経営責任者エリザベス・クリスト氏は、米国市場向けに高品質・高頻度・低コストの月面輸送サービスを提供することに引き続き注力すると述べた。

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Source:SpaceNews

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