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Record breaker! Astronomers spot powerful cosmic explosion that lasted 27 days

天文学者が、中心エンジンの活動が約27日間続いたガンマ線バースト(GRB)を観測した。GRB 220706Aと名付けられたこの爆発では、最初の閃光のあとも中心エンジンがX線のフレア(急激な明るさの増大)を出し続けており、これまでの最長記録より20日長い。

背景には、GRBが宇宙で最も強力な爆発の一つであるという前提がある。GRBは大質量星の崩壊と結びつけられており、通常は10秒から100秒程度で終わるとされる。今回の天体は、中心エンジンが長く動き続ける「超長時間GRB」に分類される。研究チームによれば、これまでのX線フレアは発生後の数日以内に集中して見られてきた。今回の約27日後のフレアは既知の事例にはなく、遅延フレアの従来の記録は約6日後だった。星の崩壊を示す超新星も確認されているが、明るさが際立っており、遅いフレアや明るい超新星を直接説明できていない。2011年に観測された超長時間GRB 111209Aでは、マグネター(非常に強い磁場をもつ中性子星)が中心エンジンだったと研究チームが結論づけている。今回もマグネターが関与している可能性が検討されているが、中心エンジンの正体は特定されていない。

この出来事が持つ意味は、天体物理学の理論を問い直す点にある。研究者は、星が崩壊したあとに1か月近くも続くエネルギー源をジェットの理論にどう組み込むかが難題だと指摘している。一方で、こうした長時間の現象は観測そのものが難しい。多くのGRB探査衛星は低軌道を周回しており、約90分ごとに対象が地球に遮られるため、長く続く爆発を途切れなく追うのに向かない。長時間の現象はガンマ線よりX線で目立つ傾向もあるという。そのため、X線に感度の高い新しい観測衛星であるEinstein Probeが、同種の天体を見つける手段として期待されている。観測機器の感度や連続観測能力が、科学の進展を左右する段階に来ていると読める。

宇宙観測の性能が上がれば、それを支える機器への需要も広がると考えられる。X線を捉える検出素子や、長期間安定して動作する電子部品、軌道上の温度変化や放射線に耐える素材などは、製造業の技術が生きる分野である。低軌道での連続運用を前提とする観測機器では、部品の信頼性と耐久性が設計の要になる可能性が高い。日本の部品・装置・素材メーカーにとっては、こうした観測機器の製造工程や調達網のどこに入り込めるかを見極めることが、次の検討材料になるだろう。

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Source:Space.com

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